思いつきの形にする
「最近、ふと思ったんだけど」。長年の不満ではなく、今浮かんだこととして出します。
関係が長いほど、今さら言い出しにくくなります。ここでは「今の関係を壊さずに出す方法」を扱います。
付き合いはじめの頃なら言えたかもしれないことが、何年か経つと言えなくなります。理由は単純で、今まで言わなかったという事実が積み重なるからです。
「今さら言い出したら、これまで我慢していたことになる」「不満があったと受け取られる」。この心配が働くと、言うこと自体が関係への挑戦のように感じられてしまいます。
関係を壊さずに希望を出すには、過去の話にしないのが要点です。「前から思っていた」と言うと、これまでを否定する形になります。今の話、あるいはこれからの話として出します。
「最近、ふと思ったんだけど」。長年の不満ではなく、今浮かんだこととして出します。
「今度、こうしてみない?」。要求ではなく誘いになります。
「あれ、よかった」。過去に一度でもあったなら、これがいちばん角が立ちません。
伝えたのに応じてもらえない、という状態は起こります。理由は、苦手、面倒、気が乗らない、と様々ですが、たいてい説明されません。
ここで「もっとうまく言えば伝わるはず」と考え続けると、消耗します。何度か伝えて動かない場合、言い方の問題ではないことが多いためです。
そのとき取れる道は3つです。諦める、時間をおいてまた出す、別の形で満たす。どれが正しいということはありませんが、3つ目を選ぶ方は実際にいます。
パートナーとの関係はそのままに、頼みにくい部分だけを施術として受ける、という形です。相手に負担をかけず、あなたが頼む場面もありません。
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